たくのこ / 花輪園人 感想
三人きょうだいの暮らす家。誰かが突然芝居を打つと、他の二人がそれに乗っかる。
そのままごっこ遊びが始まり、三人はアドリブを駆使し物語を作り上げていく。
【感想】
三人きょうだいがひたすらごっこ遊びを繰り返す漫画。お兄ちゃん、妹、弟の三人。
誰かが突然お芝居を始めると、当然のごとく乗り出す。
アドリブになるので、途中予想しない展開に慌てる面もありながら、架空の物語は進んでいく。
ノリの良い三人の会話劇。それ以外ないので、起伏はまるでなし。絵も平坦なので本当にただの会話を絵で見ているかのよう。
しかしアドリブの利かせ方は素晴らしく、ツッコミも独特で面白いので気付けば読み終わっていました。
ただ、本当にそれ以外ないので1巻完結は正解。即興で謎物語が作られていく様は面白く、こんなノリのきょうだいが居たら毎日新鮮だなと思いました。僕には真似出来ません。
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