SPY×FAMILY / 遠藤達哉 1巻 感想

SPY×FAMILY / 遠藤達哉 1巻 感想

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西国でスパイを勤める男、コードネーム「黄昏」。敵対国である東国への諜報員として任務に明け暮れていた。

そんな彼に今回与えられた新しい任務。東西の平和を脅かすデズモンドという危険人物に近づき不穏な動きを探ること。

しかしデズモンドは表舞台に全く顔を出さないという。唯一姿を現すのが、息子が通う名門校で定期的に行われる懇親会。
黄昏はこの懇親会に出席するために、急遽結婚をして子供を作らなければならなくなった。

孤児院で見つけたのはアーニャという女の子。不思議な子で孤児院からも不気味がられていたアーニャ。実は、超能力者で人の心が読める。
スパイでミッションのために近づいた黄昏に興味津々のアーニャ。黄昏はアーニャの知力(実際は黄昏の心を読んだだけ)に惚れ込み、里親となることにした。

入試問題を盗み、無事一次審査に合格したアーニャ。しかし二時審査は母親を含めた三者面談だった。

市役所に勤める女性、ヨル。見た目は良いが、暗く天然で、独身であることを周りからバカにされている。
同僚からパーティに誘われるが、弟と電話をしている際に咄嗟にパートナーと出席すると嘘をついてしまった。
弟には嘘はつけない、と思ったヨルはパートナーを探すことにする。

そんなヨルにお客様が入られたと一本の電話が。
コードネーム「いばら姫」。彼女は、殺し屋だった。

パートナーを探す、黄昏とヨル。仕立屋で二人は偶然出会う。心の読めるアーニャの計らいでメリットが一致すると分かった二人は、それぞれの任務のため恋人のフリをすることに。

スパイの父と殺し屋の母、そしてエスパーの子供。それぞれのミッションのために疑似家族となった三人が繰り広げるスパイコメディ。

【感想】

これは面白い疑似家族モノ。
仕事の出来るスパイと殺し屋が、ミッションのためとはいえ普通の世界で、名門入学という正当なやり方でミッションをクリアしていかなければならないという目的が最高です。

最終的にはターゲットに近づき情報を得ることですが、疑われてはいけない状況で、しかも名門過ぎるが故に気にしなければいけない障害がたくさん。

そして何といってもアーニャのキャラクター。超能力のせいで不遇な思いをしてきたアーニャが、気を遣いながら心を読む様が面白いしかわいい。少しおバカな感じがとても良い。

冷徹で任務のためには心を鬼にする黄昏が、偽物であれ家族を持ったことでいつもの自分らしさを失っていく様子は、人間的でとても格好いい。

これから試練の連続になると思いますが、当面は任務クリアのためにドタバタしながら奔走するコメディとして楽しませてもらいたいです。そしていつかは、裏家業ながらも三人で楽しく過ごせる未来が来ればいいですね。

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