見せたがりの露乃ちゃん / 降本孟 1巻 感想

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視線を集めるのが好きな女子高生、露乃。胸チラ、パンチラも意図的に行い、男子の視線を浴びることで優越感に浸っていた。

ある日、一人の男子中学生が目に入る。彼も露乃をよく見ていて気になってはいたが、よくよく見ると彼が見ていたのは腋だった。

腋フェチな男の子と、露出癖のある女子高生との変態同士コメディ。

【感想】

腋特化型エロコメディ。1巻通して本当に、そういう描写の9割以上は腋に割いてます。僕は腋には特に興味ないのですが、腋フェチだったら問答無用で買うべきでは?

漫画としてはエロ漫画一歩手前の様相です。腋は特に描いて問題ある部分じゃないので、ちゃんと描かれるのが余計エロ漫画よりそれっぽくなっているのが面白い。

露出癖のある女の子なので、露乃が調子に乗って男の子をからかうパターンがほとんどです。ただ完全にWin-Winの関係が成り立っているので、誰も損していないという素晴らしい(?)作品。

途中、男の子を更正させようとする義理の姉も出てきますが、この姉も無自覚ですが若干変態なところがあり、露乃は自分側に引き込もうと画策します。そして割とまんまとその通りに…。

基本は露乃視点で話が進むので、男の子側がしてやられているという、どちらかというとM的な側面もあります。男の子が中学生なので、年下でからかいやすいというのも大きいです。しかもかわいい系の男の子なので変態に見えないのが逆に変態度を高めてるような気も。

しかし…おにぎりを握るシーンでだいぶ攻めたなと思いましたが、その次の話で反省する露乃が描かれたので僕の中では相殺されました。確かに、やりすぎてますね。笑

腋をいやらしく見せようとする描写が人によってはどうかわかりませんので、これはエロ漫画として読むべきですね。
露乃は変態ですが、基本良い人なのであまり嫌な感じはせず、楽しそうな二人を見てるだけで個人的には満足です。