きみが死ぬまで恋をしたい / あおのなち 1巻 感想

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身寄りのない子供たちを受け入れ、教育し戦争に駆り出させる施設、孤児院兼、国戦用魔術兵器育成機関。

この学校に通うトツキ・シーナ。ルームメイトの死をきっかけに、改めて死を間近に感じていた。

誰もが生まれ持った魔法の力で、人殺しをするために訓練する学校。ある日シーナは、最強の秘密兵器と呼ばれるミミと出会う。その姿は血塗れで、まさに戦闘からの帰還後だった。

戦争に否定的なシーナと、兵器であることを当然のごとく受け入れるミミ。
亡くなったルームメイトの代わりに、ミミが同室することになり、二人は行動を共にすることになる。

【感想】

死を間近に感じる世界で、二人の女の子の関係を描く物語。

舞台設定は少々物騒ですが、何と戦っているのかも理由も時代背景も全くわからず、戦争そのものはあまり重要ではないようです。

百合姫連載ですので、やはりメインは少女たちの関わり。

平和を願う主人公シーナと、兵器として人を殺すことを厭わないミミ。

君が死ぬまで恋をしたい 1巻

ミミは天然で小動物のようなキャラで、殺伐としている雰囲気は全くありませんが、戦闘では淡々と敵を殺していきます。人の心とはかけ離れていて、自分のミッションだけを刷り込まれている本当の「兵器」のようです。

君が死ぬまで恋をしたい 1巻

 

君が死ぬまで恋をしたい 1巻

代々、先生から特殊な訓練を受け秘密兵器として活躍する少女がいて、その子らを代々「ミミ」と呼ぶようで、シーナが出会ったミミも、何代目かのミミ。

人なつっこくてかわいらしい、でも平気で人を殺しまくる…そんなミミに複雑な感情を抱くシーナ。

回復のためのキスをミミにされてから意識するあたり、そういった流れも大いにありそうですね。
舞台がファンタジーなだけで、大枠は通常の学園百合物と見て良さそうです。

君が死ぬまで恋をしたい 1巻

死が隣り合わせな分、どこか儚さや美しさを感じさせる世界観。普通の学校が舞台ではこの雰囲気は出せませんね。
また淡い絵柄がその儚さにマッチしていて良いです。

ミミの兵器としての姿は、きっとシーナは簡単に受け入れることは出来ません。それでも付き合いを深めていくうちに惹かれていって、兵器としてのミミと女の子としてのミミで葛藤するでしょう。
そんなときに二人がどういう関係性でいられるのか、今後の百合展開に期待です。

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