神クズ☆アイドル / いそふらぼん肘樹 1巻 感想

神クズ☆アイドル / いそふらぼん肘樹 1巻 感想

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3.0

アイドルユニット「ZIMGS」の仁淀は、顔は良いが歌わず踊らず、アイドルという仕事に対して致命的なほどやる気がなかった。

元々顔だけでスカウトされ、楽して稼げるならと入ったアイドル界。蓋を開ければ努力は必須で、大変なことはしたくない仁淀。あまりのやる気のなさにクビも近かったが、既に未練はなかった。

そんなある日、最上アサヒという女性アイドルと出会う。アイドルをしたいというその女性はなんと、一年前に交通事故でなくなった人気アイドル、その幽霊だった。

ひょんなことからアサヒは仁淀に取り憑けることが判明。アイドルをしたくない仁淀とアイドルをやりたいアサヒの利が一致し、アサヒは仁淀の体を借りてアイドルをすることになった。

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【感想】

やる気のない男性アイドルに、やる気満々の女性アイドルが取り憑いてアイドル活動をするというコメディ。ゼロサムレーベルということで、いかにもなギャグセンスと会話の迫力。SNSイメージの女性作者特有のノリといった印象です。

仁淀がアイドルとしては欠落しているキャラで、よくここまで続けられたものだ…と思いつつ顔がよければある程度のファンは付くという…。アイドルファンは推しにハマるとどうにでも解釈出来るので、そのニッチな需要だけでギリ生き残っていた仁淀。アイドル界隈は詳しくありませんが、それでいけるのか…?

ちなみにユニットとしては、相方の吉野にとってはある意味仁淀の存在が重要で、仁淀のふざけた感じが多少の救いになっているというのは良いバランスでした。とは言っても吉野にはもっと良い相方が居るような気もしますけど…。笑

本作はアサヒの乗り移りが肝。対照的な二人の掛け合いが噛み合わないギャグになっていて面白いですね。出入りも自由自在と言うことでかなり使い勝手が良い。アサヒが向上心の塊なので、少しずつアイドルとしての階段を上っていく流れのようで、この体制でそれがうまくいくのかどうか、といったところ。

まあ基本的にはドタバタコメディなので、物語については深く言及することもないのですが…、後半は少し展開を見せます。
セリフの応酬で間もあまりなく、畳みかけるような勢いがあるので読むのに疲れてしまいましたが、オタク界隈の女性には共感を得られるネタも多そうです。

 

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