ダイヤのA actⅡ/ 寺嶋裕二 27巻 感想 【ネタバレあり】

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チャンスで御幸を迎えるもゲッツーに倒れてしまう。続く前園も討ち取られスリーアウト。青道はチャンスを活かせない。

天久と沢村の投げ合いは続く。両者粘りと気迫の投球を続け、スコアボードに0を並べ続ける。

8回裏、先頭の沢村は倒れるも蔵持がヒットで出塁。続く小湊は一二塁間を抜くも当たりが強すぎライトゴロ。

ツーアウト三塁でバッターは白州。次に控えるはキャプテン、御幸。ここで追いつけなければ後がない青道。好投を続ける天久を攻略できるか。

【感想】

熱い…熱すぎる展開。

天久と沢村の投げ合いだけで1巻終わりますが、手に汗握るとはまさにこのこと。

しかし沢村の調子が良すぎて怖いくらい。打たれる気がしない。ここで負けたら終わり、という意識がひしひしと伝わって、それがボールに乗り移っている。とんでもないピッチャーになったものです…。

天久相手に、チャンスは何度か作っているもののあと一本が出ないという打線。金丸がチャンスで打席に立ったときはまさか…?と思いましたがそう上手くもいかず…。

しかしもう8回裏、このチャンスを逃すと正直かなり厳しいですが、まあやってくれるでしょう。まずは白州が打たなければなりませんが、次バッターが御幸ということは、もうそういうこと。信じるのみ。

あと、今回のハイライトは何と言っても川上。肘を壊して投げられない川上のシャドー。
シャドーでもあまり良くないのでは…?と思ったりもしましたが、軽く振るくらいならいいのかな。とにかく結果的にはこの行動が沢村を後押しすることになり、後半ではギアを更に上げたピッチングを見せます。

次巻でついに決着とのこと。ここまでの投手戦は想像してなかった。息を飲む試合運びが本当に凄い。次巻も楽しみ。

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