ゆうべはお楽しみでしたね / 金田一蓮十郎 6巻 感想 【ネタバレあり】

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結婚を決めたたくみとみやこは、少しずつ準備を進めていく。

アストルティアで報告をしたたくみだが、ゴロー(みやこ)のことを男だと思っているメンバーからはゲイのカミングアウトだと思われてしまう…。

みやこは両親に結婚を報告。離婚した両親だが共に関わりはあり、それぞれに自分の大切な人のことを伝えた。

また、たくみも両親へ報告。一生独り身だと思われていたたくみは両親から正気を疑われるが、誤解は解け無事伝えることが出来た。

その後もまだまだ決めなければならないことがたくさん。お金のことや、住まい、そして子供のこと…。
キャパオーバーなたくみはこの重大クエストをクリアできるか…?

【感想】

この巻は結婚報告で終わりました。アストルティアでの誤解は笑ってしまいましたが…笑

二人の両親も癖がありつつも良いキャラで、障害にはならない雰囲気なので非常に良かったです。

結婚するに辺りいろいろ大変になるというのはよくわかります。個人的な話ですが一年前に結婚した身としては、タイムリーで一層楽しく読めています。うちは決め事などはかなり緩く収まりましたが、この二人もきっと、肩肘張らなくても決まることは自然と決まると思います。必要なことは話し合って納得いく形に収まると良いですね。

また今巻ではマリオこと山木くんのお話もあり。以前ゲームを始める手伝いをした志野田さんとのデートイベント。サブ扱いですがこちらも必見です。

盛り上がった4、5巻から少し落ち着いた6巻。でも良い意味で何も変わってはいませんね。
巻ごとに区切りをつけて、一歩ずつ踏み出していくイメージが持てる構成でちゃんと考えられていて、読者としても有り難いです。
この後もたくみにとっては荷が重いイベント盛り沢山ですが、同じ男としても頑張って欲しいです。