ぽんこつポン子 / 矢寺圭太 1巻 感想

ぽんこつポン子 / 矢寺圭太 1巻 感想

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4.0

近未来の日本。妻を亡くし一人暮らしとなった吉岡の元に一体のメイドロボがやってきた。

しかしそのメイドロボ、何をやってもうまくいかない。出来るのは役に立たないことばかり。始めは鬱陶しく思っていた吉岡だが、一生懸命なその姿に少しずつ愛着がわいてくる。

そんな彼女をぽんこつの「ポン子」と呼び、しばらく家に居ることを許可するのだった。

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【感想】

おじいさんとメイドロボ、二人のドタバタスローライフコメディ。何か事件が起きるわけでもなく、ロボのポン子と吉岡の爺さんとの日常が描かれます。

特別なこともない、でもメイドロボという存在が特別で、ゴミ処理を頼めば全てを一瞬に灰にしてしまい、可動のために充電すればブレーカーを落とす。真面目にボケをかますポン子のかわいらしさと、それにツッコむ爺さんの優しさ、面倒見の良さがすごくほっこりさせられる、個人的にとても好きなタイプのコメディ作品。

ロボということで表情がほぼ固定なのがかわいい。表情パターンは一応あるらしく、変な表情で固まってしまうバグネタもありこれもかわいいのですが、何より普段の表情が良い。

メイドがぽんこつ、という設定はもう使い古された感じもあり、ロボットがぽんこつというのも既に新鮮さはないのですが、1巻を読んだ感じ、何年も前のレトロなコメディを彷彿とさせつつも、最近のギャグのノリで昇華させられていて、タイムスリップじゃないですが何とも不思議な感覚に陥りました。

ロボット、アンドロイドものは意外と、10年20年経ってもまだまだ近未来感を感じさせますね。さすがにまだ、人間のように自分で動いて喋るロボットが一般家庭に来る日は遠そう。それでもあと何十年と経って現実になっても、首がぼろぼろ取れる機種も存在してしまうのでしょう。笑
「まほろまてぃっく」がもう20年近く前になるのでしょうか、まほろはSF感が強いですが、メイドロボの需要というのは永遠のものだなあと感慨深くなります。最近ジャンプでも「僕とロボ子」が始まりましたが、これもメイドロボがはっちゃけまくるギャグ漫画。「小林さんちのメイドラゴン」なんかはロボではなくドラゴンという滅茶苦茶感。メイド×○○って使いやすい設定なのかな。「うちのメイドがうざすぎる!」はさしずめメイド×筋肉でしょうか。笑

話が逸れましたが、本作は一昔前の懐かしさを感じさせるノスタルジックなコメディ。このちょっと古くさい感じがたまらなく好き。でもたぶん、20年前のメイドロボはマイナスイオンは流せないでしょうね。笑

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ぽんこつポン子 / 矢寺圭太 1巻

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