ダイヤのA actⅡ/ 寺嶋裕二 11巻 感想 【ネタバレあり】

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練習試合ラッシュも終盤にさしかかり、投手陣の調整やレギュラー外の選手のアピールも過熱する。
青道は勢い止まらず19連勝にまで到達した。

一方、日米親善試合のため、選抜に選ばれた御幸は、三日間チームを離れることに。
稲実のグラウンドで、各校の主力選手と共にアメリカのユースと戦うことになる。

成宮をはじめ、他高校の強力な選手との交流は御幸にとっても大きな財産となる。

御幸の抜けた穴に備え、一年の奥村と瀬戸が合流する。また、二軍で調整中の降谷も復帰が決まり、青道メンバーの夏のレギュラー争いも佳境に入った。

【感想】

このタイミングで、日米親善試合。後書きで作者も言っていますが。笑
夏前の重要な期間で、御幸としては敵情視察の絶好の機会。稲実には去年のリベンジがあり、他校の選手も錚々たるメンツなのである意味良かったのでは、という企画に。

青道側はやはり、奥村光舟が大きく取り上げられますね。上に行く意欲が他の一年選手より明らかに大きい。正直、その原動力がまだあまりピンときてませんが、まあ性格もあるのでしょう。

マスクをかぶることも増え、御幸のいない間は一軍に混じり試合。これが大きな経験となることは間違いないので、このまま夏に食い込めば大したものです。

アメリカユースとの試合が始まったところで次巻。この試合自体はおまけのようなものだと思いますが、各校選手と一緒に戦うことで何を得られるのか、その点に注目ですね。