ダイヤのA actⅡ/ 寺嶋裕二 1巻 感想 【ネタバレあり】

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巻数表記をリセットし、第二部の1巻。

センバツ出場決定した青道。
学年が上がり二年生となった沢村は甲子園の初マウンドへ上がります。

各高校が凌ぎを削る中、青道は順調に勝ち進み準決勝まで駒を進めます。
準決勝で当たるは昨年の夏、稲実を破り甲子園優勝を決めた巨摩大。

巨摩大のエース、本郷。降谷と同じようにストレートで押すタイプの怪物投手で、センバツでも三振の山を築きその名を轟かせます。
対する降谷も青道のエースとして申し分ないピッチングを披露し、全国にその名が知れ渡ります。

準決勝はお互いのエース、引けを取らない投手戦となりましたが、青道は本郷を打ち崩すことが出来ず2対0で敗れてしまいます。

しかし、このセンバツで名を上げた降谷。沢村は準決勝はマウンドに上がることすら出来ず、無念さを噛みしめ夏に向けて進み始めます。

【感想】

始まりました、第二部。
みんな学年が上がり、まずはセンバツ。

序盤は他の県の高校らの紹介も兼ねトントンと進んでいきます。青道も大きな山場はなく準決勝までいきます。

ここで立ちはだかるのが、巨摩大。しかもどえらいキャラが来ました。エースの本郷。無口で強気で短気。圧倒的な強さ。
降谷の上位互換のような投手の登場。

青道は手も足も出ずやられてしまい、夏の甲子園での最大のリベンジ相手となりましたね。

沢村は降谷にどんどん先を越される結果になり、スタートの時点で背水の陣。めきめき成長した第一部の勢いを、第二部でも見せつけてほしい。

片岡監督は続投し、新一年生も迎えました。夏の本番に向けての第二部が始まります。