女の園の星 / 和山やま 1巻 感想

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舞台は女子校。担任の星先生は生徒が書く学級日誌で繰り広げられる絵しりとりが気になって仕方ない。
今日は何の絵だろうと日誌を開く、そして超難題に出会ってしまう…。

【感想】

女子校を舞台にしたコメディ。独特のセリフ回しとシュールなギャグ展開が癖になりそうな作品。タイトルは、直訳すると「女子校の星先生」と言ったところでしょうね。「星」という名前がうまく掛けられているのが面白い。

絵しりとりから始まり、クラスに犬が現れる話、漫画家志望の女の子の漫画改善の話、星先生が同僚と飲みに行く話、ある生徒の星先生観察日記が星先生の手に渡ってしまう話…、
突飛ですが、でもあり得そうな絶妙なバランスの1話完結エピソード。

星先生のキャラの魅力が作品の大半を占めます。女子高生に翻弄されながら、脳内で考えを巡らせる星先生。いつもは無表情なのに日誌を受け取り開く瞬間ニコッとする無邪気さ。真面目で素直な星先生。犬に書かれた眉毛を必死に落とす星先生。自分の観察日記を熟読する星先生。とにかく星先生!という星先生観察漫画。

女子高生の感性というのは本当に感心するところがあります。大人でも子供でもないある意味一番はっちゃけられるタイミング。そんな集団を相手にする先生というのも中々大変な職業ですね…ネタにされ、いじられ…。

終始ローテンションで淡々と進みますが、飽きが来ないのはこの著者の独特なテンポからですかね。
ギャグ漫画というよりは、日常系コメディと言ったところ。不条理さは感じさせず、どこにでもありそうなシーンを切り取りつつ味付けしたようなリアルさが、親近感があって面白いです。
冷静に読むと特筆することもないのですが、こういった作品が大人気になるという傾向は漫画好きとしては興味深いですねえ。

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