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伝えたいことがある、と切り出した入江だが、言えたのは今日のお礼。本当に伝えたかったことは…。
後日、入江は信子に告白することを決意し、金子に相談をする。入江の想いが嬉しい金子は一緒にデートプランを考えることに。
入江は信子をデートに誘った。突然の入江からの誘いにそわそわする信子は友達との買い物でこのことを伝え、デート服を選ぶことに。
そしてデート当日。入江はプラン通りに進めながら最後の告白の準備をしていた。しかし夕飯を予定していた場所ではお祭りが開かれており、プランが崩れてしまう。焦る入江だが、出店を楽しむ信子を見て一緒にいられることだけで良いと思えるようになる。
そして日も落ち、ベンチに腰掛ける二人。
信子は、今までしまっていた自分の気持ちを少しずつ吐き出す。いつか関われなくなるときが来る、そう思うと苦しい、だから全部終わってもいいから伝えたい、と入江に告白をする。
元々告白をしようとしていた入江も重ねて告白をする。二人は結ばれ、付き合うこととなった。
【感想】
4巻にして正式にお付き合い。このカップルはあまりに尊すぎて眩しい。良い人同士の恋愛はこんなにも落ち着くものなのでしょうか。
綺麗すぎて額縁に飾りたいくらいの恋愛。入江くんの「言葉が追いつく前に 心が決めていた」って何この名言。口下手な入江くんならでは。良いセリフ過ぎて笑ってしまいました。
モブ子も相変わらず良い子でかわいい。気にしいで謙虚な子は見ていてほっこりしますね。
想定外の出店に困惑する入江くんのシーン、ついてないなと思う入江くんを前に、「ついてますね」と言うモブ子。これはまた良いシーン。作者は分かってるなあと、感心してしまいます。
無事お付き合いすることになった二人。ウブな二人が少しずつ距離を縮めていく様子を陰ながら見守りたいと思います。