呪術廻戦 / 芥見下々 7巻 感想 【ネタバレあり】

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特級呪霊の襲撃は五条の活躍で難を逃れるが、呪霊に結界を見破られ、宿儺の指六本と呪胎九相図一~三番の特級呪物を盗まれてしまう。

交流会は中断していたが、生徒達は更に強くなるために継続を希望。勝負方法は、くじ引きで野球に。虎杖のホームランにより東京校が勝利し今年の交流会は終了した。

自宅マンションのエントランスで立て続けに三人が死亡する事件が発生。呪霊によるもので、虎杖、伏黒、釘崎はこの事件の調査にかかる。

被害者の母校に聞き込みに行くが、そこは伏黒の母校でもあった。被害者の共通点に心当たりを見つけ調べるも有益な情報がない。
そこへ伏黒の旧友が現れ相談を受ける。その子は最近不気味な空気を感じているという。被害者の共通点でもある八十八橋へも訪れており次の被害者になり得る可能性もあるが、そこへは伏黒の姉、津美紀も一緒に行っていたという。

伏黒は津美紀に被害が及ぶ前に祓うことを決意。虎杖と釘崎も駆けつけ、橋の下で呪霊と相対する。しかし、そこで今回の事件とは関係ない別の呪霊も姿を現した。

その呪霊は、夏油らが奪った特級呪物により受肉した呪霊のひとり。虎杖が相手をすることになる。

伏黒は、事件の呪霊へ。この呪霊自体は弱くあっさり倒すが、そこへ次いで現れたのは宿儺の指から受肉した呪霊だった。

苦戦を強いられ死も覚悟する伏黒だが、五条に言われた言葉を思い出し、能力を抑えがちだった自身の考えを変え今出来る最大限すら越える力を解き放つ。領域展開を行い、反撃。宿儺の指を回収することに成功する。

虎杖・釘崎vs呪胎九相図の呪霊。
呪霊に毒を浴びせられる虎杖と釘崎だが、釘崎の術式は自らを傷つけながら相手も傷つける共鳴りで応戦。虎杖は毒の苦痛に対しては宿儺の取り込みにより免疫が出来ており、ほぼ効かない。
虎杖の打撃により呪霊は術式を解除し、その隙を付いた二人は渾身の黒閃を打ち込んだ。

【感想】

交流会はあっさり終わりましたが、それよりも特級呪物が盗まれたことが大きな問題に。どんどん呪霊たちの思惑が進んでいきます。

今回の見せ場は伏黒でしょう。急激な成長を見せます。ト書きでは、人は急に成長するときがある、というちょっと都合のいい感じのことを言ってますが、伏黒はまさにそのときが今だったという。そもそも実力がありながら発揮できていなかったというところがミソなんですね。少年院の時の特級呪霊に手も足も出ませんでしたが、これは大躍進でしたね。

姉の津美紀についてはまだ多くは描かれていませんが、呪いで寝たきりだと言います。今回、事件に関してはあっさり終わったのかな、と思いますがこの辺は次巻描かれるのかな。

呪胎九相図という新たな敵。虎杖はまあシンプルに強いのですが、野薔薇がちょっと狂ってるというか…悪人面がひどい。数少ないメインの女の子をこんな扱いにさせてしまうとは、まあ趣味がよろしくない。笑 NARUTOのサクラの方がまだ上品でしたよ。笑

ただこの二人が良いコンビで、今回は強敵呪霊に対しかなり良いところまで攻めます。
表紙になっているのがおそらく長男?の呪霊。次巻だと思いますが、弟二人が黙ってやられてしまうのであればとんだかませ犬で、もしこのまま勝つとすれば虎杖達は仇としてがっつり目を付けられますので激戦は必死。楽しみになってきました。

相変わらずキャラの掛け合いが中二的な独特のセンスで、作者の趣味が全開だなあと感じます。ノリノリで描いていそうです。ちょっと分かりづらい表現が増えてきてすっと読みとれなくなってきたのがネックですが、この作者はきっとこういうところで人気を出す人。今、少年誌でこういうタイプの作品は少ないのでこのまま突っ走ってもらいたいですね。

 

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