呪術廻戦 / 芥見下々 11巻 感想 【ネタバレあり】

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呪いがなだれ込み一般人を襲う。呪霊たちも一般人への攻撃を開始。この状況で被害を食い止めるには、五条は領域展開をする他ない。

そこで行った0.2秒の領域展開。その間に改造人間およそ1000体を仕留める。
しかし夏油が用意した獄門彊が発動。夏油が姿を現し、発動条件がマッチし五条は捕らえられてしまう。

夏油と五条の対面。夏油は肉体も呪力も夏油そのものだが、五条は違和感に気付く。夏油は、呪霊の術式により脳を入れ替えられ、乗っ取られていたのだった。

そして五条は封印される。
メカ丸がその時のために用意していた術が発動し、虎杖に五条封印の事実が伝えられる。メカ丸の指示により、虎杖は五条の奪還へ、冥冥は追っ手を払い、虎杖のサポート。

七海たちも動き出す。
五条封印の事実を知らせる虎杖。総力を挙げて五条を助け出す方向で一致団結する術師達。まずは術師を入れない帳を解く必要があり、伏黒、虎杖、猪野が動くことに。

帳を下ろす呪霊を見つけた虎杖たちは戦闘へ。

猪野vsオガミ婆。イタコのごとく降霊術を行い術師を呼び寄せる。その術師は伏黒の父にも似ており、その強さは圧巻。猪野は力及ばず吹き飛ばされてしまう。

虎杖・伏黒vs粟坂。全く攻撃の効かない粟坂に戸惑う二人だが、攻撃を重ねるごとに違和感に気付く。その術式は、あべこべ。強い攻撃は効かず、弱い攻撃が効く、その対象の範囲を器用についた虎杖の一撃がヒット、粟坂に勝利する。

【感想】

五条が封印されるという大ピンチの回。封印されたことで、更に五条のヤバさ、この世にどれだけ五条が必要だったか、など思い知らされる描写が多々あり、本当五条で回ってるなこの世界は…という印象を植え付けられます。

そして、夏油ですが、まさか同一人物ではありませんでした。言ってましたっけ…僕の思い違い…?乙骨というキャラもまだ名前だけしか知りませんが、どうやら0巻には出てくるようで、どこかで手に入れねばなあと思う次第。

ここからは五条救出に向けた総力戦。帳が四つも降りていて、それぞれの術師の役割が何だったかごちゃごちゃしてしまい把握するのが大変なのですが…。
実在の駅名を使い、おそらく地理地形も現実を踏襲していそう。この点、舞台背景がわかりやすく、直感的にまずいことが起きていると実感させられるので良いですね。今渋谷は迷路状態なので、目的地言われても一直線に辿り着ける気がしませんが…。笑

後半は中ボス戦。戦闘は捻ってありますが、片は意外とあっさり。まあここはそこまで重要シーンではありませんが。
しかし、伏黒の父らしきキャラが降りてきたのには何か理由があるのかな…。

術師全体がやばいやばいと動き出すので、緊迫感は一気に増した11巻。封印とはどこまでの効力なのか、夏油達はこの渋谷でどこまでのことをしてしまうのか、続きも気になります。

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