ダイヤのA actⅡ/ 寺嶋裕二 4巻 感想 【ネタバレあり】

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春大の準々決勝、春日一高との試合。
先発・沢村は粘り強く投げ続け5回無失点の好投、打線も繋がり最後は結城弟のホームランでコールド勝ち。

終わってみれば強豪校に圧倒的な差を見せつけた青道。次の準決勝で勝てば関東大会出場が決定します。

青道内では新一年生・奥村にスポットが。入部前から何かに怒り陰のあった奥村ですが、入部後も沢村や御幸に突っかかるなどどこか落ち着かない様子。御幸の提案で沢村のボールを受けることとなります。

沢村、降谷ともに甲子園を経験し、更にレベルアップしており、今後に期待の持てる試合前。

準決勝は市大三高。エース、天久を捉えることが出来るのでしょうか。

【感想】

春日一高はあっという間に終了。強豪校と謳っていた割にはボロ勝ちで、青道の強さを見せつけた試合になりました。

また奥村少年は一体何を考え、どういう思いなのか…まだはっきりとした答えが分かりませんが、沢村や御幸に突っかかっていくシーンが多く描かれ彼の葛藤のようなものが少し垣間見れます。

降谷は何かにとりつかれたかのように投げていますね。本郷のピッチングに影響を受けたのでしょう。気負いすぎている気もしますが、凄みが尋常じゃない。
元々力で押すタイプ、こういった気迫も重要なのかもしれません。

沢村は生き生きと投げていて気持ちがいいですね。一年生とのコミュニケーションも前向きに取っているところが愛らしい。まっすぐなまんま先輩になって何だか不思議な感じです。

調子も良さそうなので次の市大三高戦も期待大です。