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青道vs法兼。青道打線は攻撃の手を緩めず得点を重ね、大量リードを奪う。投げては沢村。力が入りすぎる面がありつつも、気迫を見せほぼ完璧な投球。
フルスロットルの沢村を援護するように追加点を取る青道。結果、13vs0の5回コールド勝ちをおさめる。
次戦は創聖高校。しかし監督からの指令で、沢村、奥村は先を見据え、稲実vs成孔、市大三vs仙泉学園の試合を見に行くことに。
稲実vs成孔は成宮の圧巻のピッチングに強力成孔打線も完全に沈黙。稲実の圧勝で終わり、沢村はエースとして、改めて成宮の化け物じみた強さを目の当たりにする。
そして、市大三vs仙泉学園。天久は登板を回避。市大三は仙泉に先制されるも、仙泉のエース真木を徐々に捉えはじめ、逆転。市大三に勢いがつき始める。
【感想】
法兼戦は通過点。沢村は飛ばしすぎてはいたものの結果としては上出来。コールド勝ちだからこそ一人で投げ切れたところですが、自信と勢いがついた試合となりました。
御幸は「初戦とそんなに変わらない」と沢村について言及しましたが、気持ちの面で大きく頼りにしているところが嬉しいですね。降谷にも同等のことが言えて、当然期待は高まります。
次戦、創聖との試合も言ってしまえば通過点。降谷のピッチングと、勢いのある今の打線なら何も問題はないでしょう。
準決勝、決勝に向けてじりじりと近づいてきている感覚に読む側もドキドキしてきます。
成宮と天久が無双かましている中で、青道の打線がどこまで機能するかが重要。ここまで爆発している打線が通用するのか、ピッチャー以上に、今後はバッターに期待がかかる試合となります。
夏大会予選も大詰めを迎え、後は戦うべくして戦う相手のみとなる今後、更に白熱するのは間違いなし。刊行中の巻はここまでですが、新刊が楽しみですね。