煉獄のカルマ / 原作・廣瀬俊、漫画・春場ねぎ 1巻~5巻

煉獄のカルマ / 原作・廣瀬俊、漫画・春場ねぎ 1巻~5巻

煉獄のカルマ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

今日は「煉獄のカルマ」の1~5巻を一気読み。

いじめを受けている高校生の主人公は人生に絶望し死を選ぶわけですが、

飛び降り自殺をしたにも関わらず、生きてる…?と思ったら幽体となり現世に留まってしまった。

そこに魔女のようなものが現れ、ここが「煉獄」で、自殺をしたものはこの煉獄で、

自分が死んだことにより不幸になる自分の身近な人間6人を救済しなければならない、というミッションを課せられます。

わけがわからないまま、目の前で確かに不幸になっていく周りの人たちを見捨てることが出来ず自分の力で状況を変えていく…

そうしていくうちに生きる意味、自殺は果たして最良の選択だったのか…を問う、現代社会的にはマッチした物語でした。

全五巻で、二人の主人公が出てくるオムニバス形式。最後の方は駆け足で展開も急だったのでどうやら打ち切りのようですが、全体的にはスピード感を持って楽しく読めました。

少年マガジンにしてはいじめの描写が少しエグかったかかなあ。

あと、絵がとてもうまい。次作でヒット作「五等分の花嫁」を描く作者ですが、迫力があり構図も魅せてくれます。徐々に生きる意味を見つけていく、それでも自殺は本当に悪いことなのかと葛藤する主人公の表情、絵に説得力があってすばらしいですね。

物語としては、煉獄の設定が行き当たりばったりだったり、二人目の主人公に一貫性が感じられなかったりちょっと気になるところはありましたが、総じて悪くはなかったんじゃないかなあと。

さくっと読めるので、あっという間に読んでしまいました。

煉獄のカルマ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

コメント