東京卍リベンジャーズ / 和久井健 25巻 感想 【ネタバレあり】

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梵のトップ、千咒は実は女の子。武道は言われるがままショッピングに付き合わされます。

そこで、No.2の明司は兄で、東卍にいた三途春千代も真ん中の兄という三兄妹ということが発覚。とんでもない兄妹だな…。

東京卍リベンジャーズ 25巻

ショッピングが終わり別れ際、とあるタイミングで謎のビジョンが武道の脳内に映し出されます。それは千咒が自分の目の前で死ぬイメージ。

タイムリープだけでなく、未来予知まで身につけ始めた武道…。能力なのか、どういう理屈でこんなことになってしまうのかは全くわかりませんが…。

突然映し出されたビジョンを不審に思いながらも、武道はその後ドラケンと会い、未来のマイキーについての話をします。

マイキーは闇落ちしてしまいましたが、今自分たちがこうしていられるのはマイキーのおかげだということを再認識し、改めてマイキーを助け出すことを決意します。

そしてここでも未来予知を感じ、実際にその未来が訪れます。ちょっとしたことでしたが、未来予知を確信した武道。

梵の全体集会。ここで正式に梵への加入となった武道。そしてついに三つの勢力の戦争がはじまります。


千咒に誘われ遊園地に来た武道。千咒の思いは、梵がデカくなりすぎる前に関東卍會と六破羅単大を叩き、自分が一番になること。

大きくなりすぎると収拾がつかなくなりいろんな人を巻き込んで不幸の連鎖を作ってしまうことを千咒は危惧していました。

でも明司はデカくする方向を見ていて、千咒はそこを気にしていたため、さっさとこのいざこざを収めたいと思っています。

東京卍リベンジャーズ 25巻
東京卍リベンジャーズ 25巻

千咒は団体のトップにはあまり似つかわしくない、割と優しいタイプのキャラですね。

雨が降り出し、武道はこの遊園地が先日みたビジョンの場所で、今日があの未来だと確信します。

そこへ六破等単代の人間が武道を襲いにやってきます。銃を持っている奴らですが、間に入ろうとする千咒をかばう武道。

ここで一つフラグが立ったようなシーンが…笑
武道の主人公パワーは別格ですね…。

東京卍リベンジャーズ 25巻
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更に発砲する六破羅との間に入ってきたのは、ドラケン。

ビビった六破羅の人間は逃げてしまい、武道はドラケンに感謝をしますが、ドラケンは撃たれていました。

銃声がしっかりあったので、あの銃弾は確実にドラケンが受けただろうと思いながら、しばらく武道と話していたので長いなと思いましたが…数ページにわたる会話、その後倒れるまでの演出は中々。

東京卍リベンジャーズ 25巻
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こうなると、未来を変えた!と初めは喜んだ武道でしたが、死ぬのが千咒からドラケンに変わっただけという、結果的に救えない結果になってしまいましたね…。

ドラケンの死亡が確認され、その場に来た武臣は立腹。その後六破羅が遊園地へやってきて、戦争の予感。と思ったところで現れたのが、マイキーでした。

マイキーの登場で巻またぎ。
ドラケンが死ぬという、メインキャラ死にすぎ問題が後を絶たないですが…。
おそらく人気もあり武道やマイキーにとっても超重要人物でもあるドラケンの撤退は中々に衝撃的な展開。

これまでもドラケンが死んだ未来をタイムリープで変えたというのはありましたが、今回は過去で死んでしまったのでもうお終いですかね。

正直モブにこんな形で殺されて退場ってのは、ストーリー的にこれでいいのか…?という気持ちもあったりもしますが…。笑

高校生編が始まってハチャメチャ感が増してはいますが、これは全てマイキーを救うための追補エピソードというようなイメージで読んでいます。

ヒナを助け出した時点で、本編は終わったよな…というのが個人的な感想ではありますが、マイキーも好きなので武道には頑張って貰いたい。ただもうメインキャラの死はお腹いっぱいですかね…。

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