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【あらすじ・感想】
ついに100巻の大台です。
まずは前巻の続き。密室トリックを見破ったコナンと、優作のフリをした怪盗キッドの推理ショー。
…は、この後のvs黒の組織までに繋がる序章でしたね。
キッドの変装だと思っていたのに、実はベルモットの変装だったという驚き。そして、そのベルモットの潜入も予期し対策を打っていた優作やFBI。
コナンも見事に騙される素晴らしいやり口。やっぱり今作の最強は優作です。
そしてFBI連続殺人事件へ。黒の組織との対決。前に出たのはキャメル。
前に殺されたことになっているキャメルなので、キャメルの顔を覚えている組織の人間がいれば、組織に潜入している水無怜奈が危ない。命がけの作戦となりますが、相手の方が一枚上手だったという展開に。その立役者が、組織のナンバー2、ラム。
そのラムの正体はいろは寿司の板前の脇田でほぼ確定する描写が。なんと…。
ジンたちに追われたキャメルはひたすら逃げ、赤井とコナンの作戦によりどうにか逃げ切ります。
海に来るまで落ちたときの対処法や、道具が少ない中での暖の取り方、離島での身の隠し方など、緊急時の豆知識みたいな要素が盛り沢山。コナンが解説する教材のような展開が少しおかしかったのですが物語の流れ的には何もおかしくない…はず。
濡れた服で移動するキャメルに血相変えて「暖を取らないとヤバいよ!」というコナンくん。優しい。
その後も赤井の超射撃術が炸裂し何とかジンたちを撒いたキャメル。とりあえず逃げ切りに成功しましたね。
ここまでで今回の攻防は終わり。何と言ってもラムの正体が今回の目玉でした。
次の話は平次と和葉のちょこっとしたお話。縁結びの神社に来た蘭と和葉とコナンでしたが、コナンが偶然平次に遭遇し、和葉にバレたくない平次はお面で顔を隠しながら起きた事件に挑むという。
コナンが和葉の声で平次に声かけるのは笑いました。性格悪い。笑
今回の容疑者たち、指名手配犯の三人がそれぞれ加害者と被害者で三竦みになってるのも笑ってしまった。和葉が平次に気付いていない振りして泳がすのも面白い。コナンは地味に笑かしてくるネタに破壊力が結構あるので好きです。
ほっこりして終わった100巻ですが、次巻以降も加速するらしい黒の組織との対決。
まあそろそろ加速してもらわないと、もう100巻ですけど…という感じですが、この先は1巻も見逃せない緊迫シーンの連続になりそう。楽しみです。