ダイヤのA actⅡ/ 寺嶋裕二 21巻 感想 【ネタバレあり】

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薬師vs市大三も終盤。同点のまま9回へ。

9回裏、市大三の攻撃。先頭の天久がツーベースで出ると、続く福島のサードゴロを轟がエラー。

踏ん張りたい真田だが、1番千丸のタイムリーでサヨナラ。大熱戦の決着は、薬師を下し、市大三高がコマを進める。

続いては青道vs法兼。先発の沢村は初戦の苦い思いを晴らすリベンジのマウンド。
法兼の低めを意識するバッティングを逆手に、御幸は巧みなリードで抑える。

1回、青道は法兼の先発、卜部を早くも打ち込み、6点を先制。
初回から圧倒的リードで試合を優位に進めた青道。大量リードをもらった沢村は真価が問われるマウンドで結果を出せるか。

【感想】

ついに終わりました、薬師vs市大三。
青道の一年前の夏予選を思い出させるシーン。無情にも落ちるボール。
雷市のエラー、これはツライ…。場面が場面、トラウマにもなり得るプレーでしたが、大丈夫でしょうか。

しかし真田はイケメン過ぎますね。出来た男だ…。雷市と真田、間違いなくこの二人が薬師の顔。
強豪と言われるまでになった薬師。ここで姿を消すのが、本当に惜しい。雷市との対決が見られないというのは…。

そして、ようやく青道の試合。初回からガンガン打ってしまうので、いつもの緊張感がなくさらっと読み進めてしまいましたが、この試合はそういうことではなく。
あくまで、沢村のピッチング。試合のドキドキは後に取っておきましょう。こういう試合も物語上必要になります。それだけ、じっくり描かれているということ。

しかし卜部が少しかわいそうですね…まんまとやられ役になってしまって…。笑

次巻は沢村のピッチングに注目です。