2.5次元の誘惑 / 橋本悠 2巻 感想 【ネタバレあり】

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奥村が好きな美花莉。コスプレという手段ではあるものの、初めて奥村に目を向けてもらえることが嬉しく、リリサの無茶に戸惑いながらも応える。
今まで奥村のことをちゃんと見ていなかったという美花莉。コスプレは、奥村の好きな二次元の世界を好きになれる良いきっかけになった。しかし、現実は三次元。あくまで、三次元で奥村に好かれるよう一層強く思う美花莉だった。

リリサは初めてコスプレイベントへの参加を試みる。ROMを作れるだけの写真が集まり、奥村と協力しあいROMの中身を完成させ、無事イベント当日を迎える。しかし、中身に気を取られていてパッケージやポスターが真っ白のままだった。

18歳未満のため過激な内容はNG。パッケージもなく、全く売れない。諦め出直そうと思うリリサに、奥村は「リリエル」を皆に見てもらおうと説得する。

ROMが売れないことに、少し安心していた奥村。自分だけが知るリリサを、人に見られるのがイヤだ…そう思いながらも、初のイベント、このままでは終われないという気持ちが残る。リリサのリリエルは、こんなもんじゃない、世界で一番かわいいのだと。

リリエルの登場に会場は盛り上がる。とんでもない逸材だと会場は湧き、シャッターの嵐。撮影は無事終了し、リリサのリリエルは間違いなく、このイベントで大きな華を飾った。

【感想】

序盤は、巻をまたいでまで見せたサービスシーン連発。リリサ=リリエルでしたが、美花莉=ミリエラという需要と供給のバランス。美花莉はもう明らかな不遇の子ですが、こういうキャラが納得のいく結末を迎えられるかどうかが、個人的には大きなポイントです。
しかし、このシーンは全体的に絵が固いような気が…。細い子だとそうなりがちなのでしょうか。

そして、奥村とリリサの、熱い気持ちが溢れ出すイベント編。ここは少年漫画チックなカタルシスと、ウブなラブコメが合わさった良いバランスのエピソード。
特に見開きを使った奥村の、リリエル愛なのかリリサ愛なのかわからない熱い思いをぶつけるシーン、良かったですねえ。前巻の予告か何かでちらっと見えてしまっていたのがちょっと残念だった気もしました。

レイヤー界隈では道具を貸し借りして助け合う文化があるんですね。更衣室の雰囲気が良くて、当然知らないですがこのイメージがリアルなら楽しそうだなと感じます。ビジュアル的にも天国かってレベル。

イベントで自分の気持ちと戦った奥村ですが、恋愛面では少しずつ進展。奥村は、既にリリサなら三次元でも…?と思っていますので、リリサの押し次第であっという間にゴールイン…のはずですがそうはさせないリリサ。道は遠かった…。
そもそもこのコスプレ活動を続けるためには、相手に下心を抱かないというのが大前提としてあるせいで、どうしても遠回りになってしまうというジレンマ。難儀な…。

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